2021-03-05 第204回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
そのほか、御承知のように、金融システムレポートなどでヒートマップというものを作って、金融の行き過ぎがないかどうかというものの一つの、あれで機械的に判断できるというわけではないんですけれども、指標として活用しております。 そうしたことも踏まえまして、今申し上げたように、様々なリスク、特に金融面のリスクというものを十分点検しながら金融政策を運営していかなければならないというふうに考えております。
そのほか、御承知のように、金融システムレポートなどでヒートマップというものを作って、金融の行き過ぎがないかどうかというものの一つの、あれで機械的に判断できるというわけではないんですけれども、指標として活用しております。 そうしたことも踏まえまして、今申し上げたように、様々なリスク、特に金融面のリスクというものを十分点検しながら金融政策を運営していかなければならないというふうに考えております。
その金融システムレポートの中で、金融仲介活動の点検としてヒートマップを用いた評価がございますけれども、このヒートマップにおいて、不動産業向けの貸付けの対GDP比率がバブル期以来の過熱を示しているということであります。これ以外の指標、例えば金融機関の貸出態度判断であるとか総与信・GDP比率などでも、過熱とまでは行かないけれども、過熱に近い水準を示すものも見られております。
○参考人(黒田東彦君) 御指摘の四月に公表いたしました金融システムレポートにおいて、ヒートマップの不動産業向け貸出しの対GDP比率がトレンドから乖離しているわけで、その乖離幅が一九八〇年代後半のバブル期以来の水準となっていることはそのとおりであります。